『追悼のざわめき』

★☆☆☆☆
近親相姦、幼女暴行、屍食…一般に禁忌とされるものを殊更グロテスクに、生々しく描くこと(だけ)で観客を揺り動かそうと企てる製作者にドロップキック。あるいは地団駄ラリアット
斯様な「意図された」カルト映画に意味があるとすれば、「稀少価値」という一点においてのみであって、そのような物珍しさだけでは二時間半もの長尺には付き合いきれませぬ。