2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『星願 あなたにもういちど』

★★★☆☆ 「恋愛映画不感症の貴方でもこれには陥落、最終兵器!」と言われ、どないなもんやろとチャレンジしてみた一本。結論から言うと、やっぱりダメでした。涙腺が刺激されたりとか、そういうのはなし、一切なし。いや別に悪い話ではないし、あーだこーだと…

『雲のむこう、約束の場所』

★★☆☆☆ 西日射し込む教室、憧れの同級生、二人きりの電車、夏休み、ひみつきち、自作の飛行機、彼方に浮かぶ白い塔…断片的な、そして甘い甘い砂糖菓子のようなイメージの切り貼りで構成された中学生日記。 これを「薄っぺらい」「どこかのアニメやゲームで見…

『ハウルの動く城』

★★★☆☆ ロリコンの御大が90歳の婆様をヒロインに据え、しかも(この時期に)戦争という題材を扱う。「こりゃ相当の気合が入ってるぜ」と期待したものの。 キムタクの「美しくなければ生きている意味がない…」という台詞から「美醜・モテ非モテ問題」に向かう…

『子連れ狼 死に風に向う乳母車』

★★★☆☆ 以下、ネタバレ。

『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』

★★★☆☆ ファン限定のお祭り映画にしてもユルユルな内容で、全編これ内輪ネタと下ネタだらけ。ジェイとボブは飛び道具として時折出てきてボケツッコミするから楽しいのであって、彼等だけで話を回すのは正直キツいものがあります。それに「インターネットで俺…

『プロレス 影の仕掛人』 ミスター高橋

★★★☆☆ 『流血の魔術』で話題を呼んだミスター高橋によるプロレス内幕もの。馬場さんのことは「日本プロレス界の良識」と絶賛する一方で、猪木は「プロレスラーとしては天才だが、平気で他人を裏切る」とたいへん批判的。さもありなんと思わせるのがアントン…

『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』

★★★☆☆ 以下、ネタバレ。

『滅びの笛』 西村寿行

★★★☆☆ クマ笹の一斉開花により鼠が大量発生。自然を蹂躙する人間どもに狂気の奔流となって襲い掛かる!薬品散布も自衛隊による火炎放射攻撃も20億匹に及ぶネズ公の群れには微々たるもので、人間どもは誰も彼も抵抗むなしく食い殺される一方的な展開。オマケ…

『最後の審判』 リチャード・ノース・パタースン

★★★★☆ 『罪の段階』『子供の眼』に登場し、特に後者では正ヒロインのテリ以上に魅力的だったキャロライン。今作では遂に主人公となり、姪の殺人容疑を晴らすため弁護士として腕を振るいます。合間にキャロラインの過去の体験、有り体に言ってしまえば一夏の…

『シビル・アクション』

★★★★☆ 「映画なんて抑制されてりゃそれでいいんだよ。ストーリーなんてオマケだよ!」とのたまう偏向思想の持ち主に「ベスト抑制映画」と薦められ、半信半疑で見た一本。 以下、ネタバレ。

『誘惑の湖』 リンダ・ハワード

★★☆☆☆ 作者のリンダ・ハワードさんはハーレクインのみならずロマンス小説の書き手として知られている方(らしい)。冷やかしでなくかなり本気で、もしかこれ未だかつてないトキメキ☆体験が出来るかもと読んでみたのですが。 まー要は男女がくっつくまでを如…