2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

もうすぐPRIDE28

注目はシウバvsジャクソンのタイトルマッチ、ではなく何と言ってもジョシュvsミルコです。これはもう何とかしてジョシュに勝って欲しい。苦戦を承知で勝って頂きたい。だってねえ、ジョシュはプロレスが好きでUWFに憧れPANCRASE王者となって涙ぐんだ男であり…

『神の火(上・下)』 高村薫

★★★☆☆ ダンディなおじさま、ヤクザなアニキ、病気がちな美少年、と各種取り揃えて全方位対応の謀略やおい小説。 以下、ネタバレ。

『エマ』#1〜4 森薫

★★★★☆ ビクトリア朝で階級差恋愛で萌えーな漫画。ヒロインのエマさんは無口で控えめで照れ屋で献身的でオマケに眼鏡で美人のメイドさん、という確信犯にも程がある造型。そんなエマさんとクリスタルパレスでデエトしたりするのだから堪りません。これに萌え…

『明治侠客伝 三代目襲名』

★★★☆☆ 鶴田浩二、藤純子、嵐寛寿郎、藤山寛美、津川雅彦、丹波哲郎と役者がズラリ揃い、迫力ある或いは美しい画が満載(冒頭のお祭りや夕闇迫る橋のシーンなど絶品)。しかしお話としては平均点レベルで、これを「任侠映画史上に残る傑作!」とまでは思えず…

『仁義なき戦い 広島死闘篇』

★★★☆☆ 一途な性格が災いし、組織に利用され破滅ロードをひた走る山中(北大路欣也)。対照的に、親を親とも思わず私利私欲のみで行動する大友(千葉真一)。 後に『完結篇』で大友役を宍戸錠が演じています。ジョーが悪い役者なわけは無いのですが、どうして…

『仁義なき戦い 代理戦争』

★★★★★ オールナイトで『仁義なき戦い』『代理戦争』『頂上作戦』『完結篇』と続けて鑑賞。いやあ、金子信雄は最高だなあ。シリーズ後半へ進むに従い、順当にテンションは下がって行くのですが、それでも金子信雄が登場する度に小爆発が巻き起こります。最も…

『マリア様がみてる 特別でないただの一日』 今野緒雪

★★☆☆☆ 祐巳と祥子さまが姉妹の契りを結んでから一年が経ち、再び学園祭の季節がやって参りました。今年の山百合会の出し物は『とりかえばや物語』です。前準備に大忙し。てんやわんや。あれやこれや。 イベント消化の合間に祐巳X瞳子、あるいは祐巳X可南子…

『下弦の月』#1〜3 矢沢あい

★★★☆☆ 沙絵たん(11歳)は友達想いな眼鏡っ子で、必要にして十分な萌えキャラであり、たいへん素晴らしいと思いました。ギター弾きのアンチャンや女子コーセーがあの世へ行こうが還ろうが正直どうでもよろしいので、それよか沙絵たんの揺れる恋ゴコロをじっ…

『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』

★★★☆☆ キューバ危機の秘話や第二次大戦中の統計・分析による爆撃の効率化の話などは、(まー日本人として複雑な気持ちはありますが)興味深く聞くことが出来ます。しかし肝心のベトナム戦争時のことになると、マクナマラ爺は途端に歯切れが悪くなり、自分は…

『七王国の玉座(上・下)』 ジョージ・R.R. マーティン

★★★★☆ ハードカバー上下巻二段組、併せて900ページ近く。しかもこれがまだシリーズ全体では序盤に過ぎないというのだから、まー気の長いお話です。登場人物もやたらと膨大で、巻末の人名目録を捲っては「えーこいつが誰であいつがおれで」と確認必須。個人的…