『マリア様がみてる 特別でないただの一日』 今野緒雪

マリア様がみてる 18 特別でないただの一日 (コバルト文庫)
★★☆☆☆
祐巳と祥子さまが姉妹の契りを結んでから一年が経ち、再び学園祭の季節がやって参りました。今年の山百合会の出し物は『とりかえばや物語』です。前準備に大忙し。てんやわんや。あれやこれや。
イベント消化の合間に祐巳瞳子、あるいは祐巳X可南子の関係がちびっとだけハッテン。前作の感想の繰り返しになりますが、いくらコバルトで「穏やかな世界」と言えども、もう少し予想を裏切る展開*1や「姉さん事件です」があっても良いのでは。何より能登麻美子、違った志摩子さまの出番が少ない、少なすぎます。次回は志摩子さまピンのお話を希望しますわ。ごきげんよう

*1:可南子のおとんの扱いとか、余りに捻りが無いので…。