2006-01-01から1年間の記事一覧
★★★★☆ 突如舞い込んできた大金に振り回され、「小さな幸せ」さえ見失って行く…。図式的と言えばその通りですが、わたくしこの映画に強く心動かされました。 ビリー・ボブ・ソーントンがモテね話を淡々と述懐する件。過去に一度だけ付き合った女性は、仲間内…
★★★☆☆ 「地味な眼鏡っ子がキレイなおべべでモテに変身!仕事も恋もゲットだぜ!」てなチャラけた外見とは裏腹に、極めて真っ当なメッセージを有した映画と思います。「小僧、仕事をやるなら全力でやれ。手を抜くんじゃねえ」と説教する一方で「坊主、労働が…
★★★★☆ 長い間…おれはこの『ネギま』って漫画が苦手だった…。「美少女がワンサカ31人!」って謳われても…どいつもこいつも量産型ジムって言うか…見分けがつかないって言うか…。それにハピマテ祭りとか外部の騒動もネガティブで…オタクの欲望を扱いてジャラジ…
★★★☆☆ 何の前触れも無く登場し群衆を蹴散らすグエムルさんにはビビってたじろぎ、下水溝での悪戦苦闘には手に汗握り、弓引くペ・ドゥナ先生には興奮しと、十二分に面白い映画だったのですが。お腹一杯大満足で劇場を後にしたかと言うと「うーん…」と唸ってし…
★★★☆☆ よもや最終巻がこういう内容になるとは思わなんだです。これまで否定してきた「努力と根性」という台詞が飛び出すことに戸惑いも感じるのですが。初代へのオマージュにはオタク心を擽られるし、ナンダカンダと言いながらもラストのラストにはジュンと…
★★★☆☆ 「フジャケルナ!」 「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…」 「こぼれた水はまた汲めばいい」 「奇跡は起こる、起こしてみせます」 「ニューガンダムは伊達じゃない!」 「恵美子さんと幸せに暮らせよ」 …良く言えば『原子力潜水艦浮上せず』、悪く言えば…
★★★★★ あおいタソのパッチギ報道に打ちひしがれている生徒諸君!悲しむことはありません。我々は新たなる神に出会ったのです。その名は紺野真琴ちん。17才。映画『時をかける少女』の主人公です。性欲よりも食欲が先行し、二度寝をこよなく愛するボンクラ少…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000018-spn-ent ああああああああああああああああああああ
詳しくはこちらの日本一長くて熱くてキモい観戦記を見て頂くとして。 id:Nakamyura:20060619 わたくしも行ってきましたハッスル・エイド@さいたまスーパーアリーナ。この日の興行はヌルかったりショッパかったり「やっちまった!」な瞬間*1も多々あったので…
総合格オタ界隈はフジによるPRIDE打ち切りでテンヤワンヤなわけですが、ついに重要人物が口を開きましたよ。そうです誰あろう永田さんですよ。2003年大晦日、権謀術数蠢いたヒョードル戦の裏側を語っておりますよ。以下、内外タイムスより。 何やら怪しい噂…
★★★☆☆ 先日、宮崎あおいタン原理主義者の友人に「あなた劣情キラリ☆とか言うてますが、未だに『害虫』も見たことないんですか!あの作品も見ずにあおいタンを語るなんてポーザーもいいとこですよおおお!」と激しく詰め寄られてしまいました。そこまで言われ…
今日びのアニメに対して厳しく辛口なid:pencroft氏までもが、この作品に限っては「出来ておる喃…」と高く評価しており、作画や演出といった「外側」だけでなく「内側」にまで踏み込んで言及しています。 http://d.hatena.ne.jp/pencroft/20060430#p1 オレは…
★★★☆☆ 生れてはみたけれど、大学は出たけれど、浮気なぼくらは相も変わらずモラモラと目的もなくクラゲのように漂うばかりで。一念発起して昔鳴らした楽器を手に取ってみたりもして。でもそんな砂糖菓子の弾丸がヒットチャートを駆け抜けるわけもなく。陽は…
KIDさんの試合はシャイニング・ウィザード4秒殺もド凄いのですが、それ以上に「ヤバイ、カッコよすぎる、オレ」というマイクアピール。ナルシズムの地平線の遥か彼方、ナチュラルボーンマスター感溢れる台詞に参りました。 何の前情報もない中、桜庭の電撃参…
★★★☆☆ 殴られ屋として生計を立ててきたオッサンと、喧嘩やらカツアゲに明け暮れてきた不良青年。境遇は違えど共に「クソったれな自分と決別したい」と願う二人が、ボクシングを通して人生の再起を賭ける。 うーむ。決定的に駄目な映画だとは思わないのですが…
★★☆☆☆ 以下、ネタバレ。
★★★☆☆ 学園カーストの頂点に位置し「プラスティックス」と呼ばれる一握りの女性グループ。転校生のリンジー・ローハンはひょんなことからこの集団の末席に加わることに。初めこそ面白半分で構成員のひとりを演じていた彼女も、次第に権力闘争や他人との差異…
★★☆☆☆ 以下、ネタバレ。
★★☆☆☆ シャアとアムロが「英雄」として邂逅する映画版の第一部を見た時は、娯楽作品と呼ぶには余りに破綻した『Zガンダム』という代物が、20年の時を経てポジティヴなエンターテイメントとして書き換えられるのかと興奮したものです。かつて「皆殺しのトミノ…
★★★★★ 「女子高生」が「学園祭」で「ブルーハーツ」を演奏する!一部のオッサンの欲望をガッチリと鷲掴みする企画で、わたくしもオッサンの一人として存分に満喫、興奮させて頂きました。 この映画が優れているのは、あざとい設定とは裏腹に「スポ根文系部活…
★★★☆☆ 以下、4巻までのネタバレあります。 巨大ロボ、バスターマシンを縦横無尽に操り、宇宙怪獣を撃退するトップレスと呼ばれる子供たち。お話の当初こそ全知全能の選ばれし神の子と見えた彼・彼女たちですが、巻が進むにつれ様相を異にしていきます。トッ…
前田日明がビッグマウス・ラウドのスーパーバイザーにおさまった時、プオタの友人とバカ話をして「三年後ぐらいにですねえ、前田が選手全員を集めて鍋パーティしてですねえ、オレについてこれないなら解散や!とか言うわけですよ」「そいでもって団体解散し…
★☆☆☆☆ 「宮崎あおいタンに目隠しプレイを敢行したい!」というごく個人的な欲望に基くこの映画は(あおいタン関連の一部のシーンを除けば)ほぼ全編に渡って弛緩した映像と空虚な台詞が垂れ流されるばかりで、「出来/不出来」という尺度で見るならば圧倒的…
★★★★★ 面白過ぎる、面白過ぎるぜえええええええ!四肢が切り飛び腸が噴き出る剣劇がエクストリームなら、登場人物もエクストリーム。主人公の藤木源之助はクソ真面目な朴念仁かと見えて、只管に強さを追い求め己の「痛み」や「弱さ」を拒絶する言わば求道ロ…
★★★★☆ 凛として見えるが本当は泣き虫のふみちゃん。幼く見えるが実はしっかりもののあーちゃん。二人の女子高生を中心にした友情あり恋愛ありの物語。 キャラクター造形が素晴らしい。ふみちゃんのカミングアウトを受けて、あーちゃんはひどく真面目に「応援…
★★★★☆ この映画に向けられる批判として、「報復が報復を呼ぶ負の連鎖」というお題目が紋切り型で踏み込みが浅い、というものがあるかと思います。こうした指摘にはわたくしも頷かざるを得ないのですが、だからと言って映画全体を否定する気にはなれず、むし…
★☆☆☆☆ そもそも原作のファンでもないわたくしが何故この映画を見に行ったのか。劇場に足を運ぶ前に訳を問われたならば「そこに亜季がいるから」と答えたことでしょう。しかしこの映画に出演していたのは、わたくしの知る少女・前田亜季ではなく、かつて前田…
FPS meets ホラーという一風変わった売り文句のゲーム。FPSとして特筆すべきは敵の行動パターンの豊富さで、例えば机を倒して防壁にしたり、逆に障害物をジャンプして一気に距離を詰めて攻撃したりと実にスリリング。ただ問題はプレイヤーが「いつでもどこで…