永田さん、ヒョードル戦を語る

atoz2006-06-15

総合格オタ界隈はフジによるPRIDE打ち切りでテンヤワンヤなわけですが、ついに重要人物が口を開きましたよ。そうです誰あろう永田さんですよ。2003年大晦日、権謀術数蠢いたヒョードル戦の裏側を語っておりますよ。以下、内外タイムスより。

何やら怪しい噂も立ってきたので、出場辞退の意思を関係者に伝えたんだ。その後年末特番収録のためスタジオ入りし、番組内でかなり泥酔してしまいました。
 しかし収録後、オレは猪木会長に呼び出されたのです。そこであらためて大会出場を懇願されました。ここで、オレは初めて会長に口答えしたよ。
 「会長、僕はリング上では命を捨てれます。でもリング外では命を守りますから」と。すると会長は、「ヒョードルはダメだけどノゲイラに変えるから出場してくれ、頼む」と、頭を下げて言いました。しばらくの沈黙の後、オレは立ち上がり「やらせて頂きます。」と言うと、会長も「ヨシッ!」と突然の闘魂ビンタを一発。この光景を側で見ていた上井執行役員(当時)は、一言「うわぁ、カッコええわぁ!」。
かくしてオレの猪木祭りでの対戦相手はヒョードルからノゲイラに変更されたかに見えました。ところが、まだまだゴタゴタは続いたのです。この続きは来週!

面白過ぎるぜ永田さん!続きもメチャ気になるよ!
それにしてもヒョードルにガン負けした時は、見ていたオレも限りなく透明に近いスカイブルーになりましたし、永田さん自身も「しばらくこの話題に触れてくれるな」という気配が濃厚でした。それがこうして余裕を持って振り返る日がこようとは…(シミジミ)。少なくとも一年前にこんなこと言うてたら、ひたすら痛々しかったと思うのですが。どうも前田日明との抗争辺りから永田さんは新本格的に一皮剥けちゃった気がします。ガチンコの敗北も若手の踏み台ポジションも面白い顔も全て飲み込んだ上で、自分なりのプロレス道、生き方を見つけたのではないかと。コーフォーアームブリーカーや臆面もなくシャイニングウィザードはその表出であり、根っこには「でもやるんだよ!」精神の会得があるのではないかと。斯様に考える次第でありますデエエイ!