『美少女戦士セーラームーン』#21

美少女戦士セーラームーン(6) [DVD]
目にも艶な美少女ばかりが登場し、これはもう至高であり究極の娯楽だあ!という歓喜の想いと、本来は小さなおともだち向けの作品を斯様な薄汚い視線で見ているオヤジであるところの自分は死ぬべきだ、という慙愧の念に引き裂かれ、ああもう僕のガリバーはホラーショーであり何が何だか。
とみに素晴らしいのはセーラージュピター役の安座間美優。気は優しくて力持ちのドカベンタイプで、うさぎとタキシード仮面(男の役者の名前は知りませぬ)の恋路を応援し、物陰に隠れて応援する星明子キャラ。背が高くて手足が長くて、私服はもちろん変身後もカッコイイ。もろ好みだ結婚してくれ!
過日、斯様なことを力説していたら、某氏に諭されました。「こないだねえ電車に乗ったら高校生が言うてましたよ。実写版セーラームーンってコスプレで戦うんだぜ。しかもズラ。超ダセーよ…って。どうですか、世間は厳しいですよ。そこんとこ忘れてませんか。あるいは忘れようとしてませんか」と。いやオレだってそれぐらいは分かってますよ。分かってるつもりですよ。でもねえ、あんまり面白いからつい忘れちゃうんですよ。もっと言うならば、いいじゃないですか!30分ぐらい忘れても。許して下さいよ。二つで十分ですよ。