新日本プロレス レッスルキングダム

新日本プロレス創立35周年記念大会 レッスルキングダム in 東京ドーム [DVD]
新年早々、ヒマでモテないプオタが集う東京ドーム大会に行ってきましたよ!お目当ては永田さんvs鈴木みのるで、これが期待に違わぬ好勝負。
なんと言っても永田さんの表情が素晴らしかったです。みのるから不意打ちのビンタを食らい屈辱に震える。額からダラリダラリと血を流しながらデエイデエエイとキックを連射。極めつけはアームブリーカーをかけながらの白目を引ん剥く!ビジョンに大写しになった瞬間、わたくしだけでなくドーム中が沸きに沸いておりました。
誤解を招かないよう断っておきますが、試合そのものは決してファニーではない、あくまでハードヒットで手に汗握る熱いプロレスなのです。しかしながら余りに気合の入り過ぎた永田さんの表情が観客の「面白がりツボ」を押してしまうのです。これ棚橋や中邑シンスケには到底真似出来ない、年齢やアレやコレやを積み重ねた永田さんだからこそ表現可能な領域ではないかと。
最後はみのるのスリーパーに永田さんが沈むのですが、その時も白目を剥いて失神するという念の入りよう。うーん完璧です。このテンションで試合を続けるならば、2007年のMVPは永田さんだと本気で思いました。あーしかしこの面白さ、興奮は村の外の住人には届かないものなのかしら。いや届くんじゃないかな。届くといいな。ちょっとぐらいは覚悟しておけ。
メインの武藤さんチョーノvsテンコジは入場は最高だったのですが、肝心の試合はグダグダでした。チョーノさんマジ動けないんですもの。更に武藤さんが今は亡き橋本の得意技、袈裟斬りチョップやDDTを繰り出し勝利した挙句、締めに爆勝宣言(橋本の入場曲)まで流すのは幾ら何でも遣りすぎちゅうかあざとすぎると思いました。べ、別に泣いてなんかないんだからね!