PRIDE30

PRIDE.30 in SAITAMA SUPER ARENA [DVD]
ガチンコ格闘技に絶対王者などありえなくて、ままならないものとは分かっていて、ままならないからこそ観戦時にはヒリヒリとした緊張感が漂い、それは最早わたくしにとってプロレスでは味わえなくなってしまったものではあるのですが、それにしても余りにままならぬことの連続で、応援している選手が負けるとやっぱり凹んだり疲れてしまうこともしばしばで、要はジョシュが負けてガックリンコってことです。今度こそ、以前書いた試合展開(id:atoz:20041030)になると思ったのですが…。
思えばUWFが全部悪いのです。UWFのせいで中途半端にプオタと(表層的)総合格闘技ファンの二足の草鞋を履く破目になってしまったわけですよ。自分もプロレス道一筋であればムタを崇めて毒霧に「ひゃっほう!」(by辻アナ)と奇声をあげたり、「曙が最終的にはヒールになって電動ノコギリ持って走り回ったりなんかして!」などとネジの二、三本外れたことを言ってヌクヌクと暮らせたわけですよ。あるいはしましま魚的ガチバカであれば「典型的金魚マッチ」とか「階級差のある戦いには乗れない」とか冷淡なこと抜かしていれば良かったわけですよ。逆恨みですか、全部デタラメですか、そうですか、そうですね、すみません。
とりあえずアレだ、リベンジだ、キンコロでジョシュ・バーネットvsミクロ・プロポリス10番勝負だ。食らえキャプチュード・バスター!