2004-09-05 『ヴァン・ヘルシング』 映画 ★★★☆☆ 従来のじい様なイメージを覆す、若くてフェロモンむんむんなヘルシング。登場するモンスターはフランケンシュタインにドラキュラ伯爵、超人ハルクみたいなハイド氏と、この節操のない設定は(それこそキム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』みたいで)たいへん愉快。 しかし本編はひたすらに「アクションのためのアクション」の連続。決着戦のCGモンスター同士のドツキ合いに至っては胃もたれ気味に。VFX全開の映画であることは承知の上で、もうちょっと生身の肉体が躍る活劇が見たかったなーと。ついでにビックリするぐらいエンドロールが長いです。長い、長いよソマーズさん。