2025-01-01から1年間の記事一覧

映画『シャドウズ・エッジ』へ……行かずにジャッキー・チェンに纏わるモヤモヤについて話す。

はじめに 年末に映画を見に行くはずが、思いがけぬ方向に話がころがってしまい、その時のモヤモヤを記しました。 映画『シャドウズ・エッジ』へ……行かずにジャッキーに纏わるモヤモヤについて話す 年末に何か映画行こうぜという話になり、ジャッキー・チェン…

アイドル、スタア唯幻考。心が弱っている時に効く関係性エモ、その誤謬について。

はじめに 年末進行への逃避として書きました。他人様の関係性を勝手に読むのって興奮するよねー。いやそれは誤謬かもしれない。そして対象を時には追い込んでもいないだろうか……という幾許かの自省もあり。でも辞められない、という話です。 だいたいはプロ…

年末駆け込み映画館へ。『落下の王国』『ジャグラー/ニューヨーク25時』。

はじめに 今年は全然映画見てませんでしたね……という反省から、年末に駆け込み何本か見て来ました。 映画『落下の王国』 グランドシネマサンシャイン池袋にて、『落下の王国』を見ました。 公開当時も見ておらず、奇天烈衣装と絶景広がるビジュアル全振りな…

年末の進捗ゼロからの沼津ナゾトキ街歩きへ。そこにいない、幻影だからこそ感傷を覚えること。

はじめに 年末の身辺雑記を記します。日記的なもので、特に連続したテーマはないのですが、ナゾトキ街歩きと、それによる情緒発動の話を書いています。 進捗ゼロです 2025年がもうすぐ終わる、ということに芸もなくビビってたじろぎ、問題が山積み(主に仕事…

『Death Stranding 2』感想。寂しい~寂しくないの往還が快をもたらすこと。57億の孤独。

はじめに 小島秀夫監督のゲーム『Death Stranding 2』について。寂しい、あるいは寂しくないという行き来がエモエモなんだよね、という話を書いてみました。ネタバレありなのでご注意を。 購入と前作の振り返り PS5を勢いで購入したものの、ほぼ『バルダーズ…

『Death Stranding 』感想。自分の体験と誤解できる瞬間にこそ最大の火力が宿る。

はじめに 小島秀夫監督のゲーム『Death Stranding』シリーズについて。一作目からの記憶を振り返り、発売前からの記憶を再構成して書いてみました。しかし初代はPS4時代、2019年の話になるんですね……時の流れの早さに改めてビビります。 ネタバレあるのでご…

ロイ・カーン様の来日にかこつけて。映画サントラ化するメタル、ドラマの担い手は誰なのか?解答編

はじめに Edu Falaschi/Roy Khan合同ライブへ参加した記録です。 前段として、メタルにおけるドラマの主役は誰なのか?という話を書いていて、その答え合わせ編とでも言うべき内容となります。 ロイ・カーン様の来日にかこつけて。映画サントラ化するメタル…

ロイ・カーン様の来日にかこつけて。映画サントラ化するメタル、ドラマの担い手は誰なのか?設問編

はじめに お財布事情的にライブエンタメに行くのは月に一回ぐらいと決めていて、11月はEdu Falaschi/Roy Khanの合同ライブを見に行く予定です。予習用にアルバムを聞き直していて、思ったことをツラツラと書いてみます。メタルにおけるドラマの担い手は誰な…

離婚したおっさん向けロックの話題と、Wingerが教えてくれた実像は世評とは異なること。好きなもんは好きでええんですよ。

はじめに 流行なんて二転三転するので、評論家でもない個人のリスナーは好きなもの、信じたものを聞けばええんですよ。世間的にクソダサ認定されたものが、自分にとって至上の価値あるものとして輝く……こともあります。 それを俺に教えてくれたのはWingerと…

すべての若き野郎ども、MyGOとAve Mujicaのライブイベント感想。演者の技量と本気が仮構を現実に見せていること。

はじめに アニメ『MyGO』『Ave Mujica』に纏わるあれこれです。主にライブイベントについて書いています。 ライブイベントまで行ってくる 『MyGO』があまりに面白過ぎたので、キャストによるライブまで行ってきました。自分以上と言ってもよいぐらい妻がハマ…

すべての若き野郎ども、MyGOとAve MujicaはガンダムとZの関係の相似と言えるのかも……本当に?

はじめに アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』について。総集編となる劇場版の感想をメインで書いてみました。ちょんろり続編にあたるAve Mujicaについても書いています。 劇場版は圧縮されて見易いけれど、切り落とされてしまった旨味や構成の妙があるの…

すべての若き野郎ども、MyGOはふつうで普遍の物語。ぼぼガンダムと同じと言えるのかも……本当に?

はじめに アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』について。少なくともこの10年で最も面白かったTVシリーズと本気で思っていて、いつかその感想をまとめようと思いながら月日は流れてしまい、今日ようやっと書きました。 前提として言うと『BanG Dream!』とい…

IRON MAIDENとJudas Priestは馬場と猪木の相似と言えるのかも、ライブ体験からの理解、腹落ちしたこと。

はじめに 2024年、IRON MAIDENとJudas Priestの来日公演を連続で見に行ってきました。どちらもHR/HMの教科書に載る大御所バンドです。 自分は全カタログは網羅してはないけれど、成り立ち、音楽性含めてなんとなく理解しているつもりでいました。しかし実際…

映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』から思うこと。美しい嘘は無価値ではない筈。

はじめに 映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』を見てきました。今回はそこから派生して、現実のしんどさを書いています。対して、アイドルアニメの美しさは嘘と言えば嘘なのだけれど、でも無価値とは思わないよ、自分は、と…

映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』について。記憶の再利用とベタの枠内を守る上品さ。

はじめに 映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』を見てきました、その感想です。ネタバレあるのでご注意を。 前作との明暗落差、記憶の循環再利用 2025/11/8、新宿ピカデリーにて映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル…

聖を求めて性に戻るグルグル。あんこくしんわ再考、後編。新居昭乃、Aimer、Aurora、Alcestライブ探訪からのオチ。

はじめに 改めて「あんこくしんわ」について考えてみた、という記事です。前回は概況を書いてみました。オタクが持つ現実逃避的空想力、その素地ともなった幻想系音楽の系譜のお話でした。 聖を求めて性に戻るグルグル。あんこくしんわ再考、前編。ご先祖さ…

聖を求めて性に戻るグルグル。あんこくしんわ再考、前編。ご先祖さまとしてのプログレ。

はじめに 改めて「あんこくしんわ」について考えてみた、という記事です。性を忌避して聖を希求する、とかそれっぽいこと書いてウットリしておきながら、これ結局は性的な衝動では……というどうしようもないオチに辿り着きます。 今回は前段としての概況整理…

安彦良和展からの連想、『THE ORIGIN』への違和感と歴史漫画での冴え。そこから浮かび上がる富野由悠季との差異。

はじめに 2024年8月頃、安彦良和展に行ってきました。展示会そのものと言うより、それに触発された安彦さんの仕事への語りです。実は性悪説の作家と思える安彦さん、根っこは明朗な富野監督という対比で書いています。 冒頭から溢れ出る韜晦、その暗さ 展示…

人工知能が人間を凌駕する時代に。ラバースーツ問題からの跳躍、人間らしい文章とはノイズに宿る……かも。

はじめに 過去の記憶から、最近思うことについて無理やり連結してみました。イッパツマンの記憶から、人工知能による文章読解や生成がこんだけ賢くなった時代、人間にしか出来ない文章ってなんじゃろか、という話に飛躍します。無理やりにも程がありますが、…

『秒速5センチメートル』実写版公開記念、新海先生にまつわるノスタル爺的連想。あるいはもう一度酔っ払いのあれを。

はじめに 『秒速5センチメートル』実写版にかこつけて、新海先生にまつわる連想あれこれをまとめました。例によって他作品を含めて色々とジャンプしつつ、新海先生の影響元と、作風の変遷を書いてみたつもりです。 連想エッセイみたいな内容ですが、90年代ガ…

Hiatus Kaiyoteライブ感想、補足。事前の予習期間中の連想ゲーム、予測ズレの快楽について。

はじめに 前回、Hiatus Kaiyoteのライブに行ってはみたけれど、些細な他人との衝突からテンション下がってしまった、という話を書きました。 Hiatus Kaiyoteのライブについて。事前の予習と、当日の予測できなかったズレにモヤる - 空気吸うだけ 今回は時間…

Hiatus Kaiyoteライブ感想。当日の予測できなかったズレにモヤる。

はじめに Hiatus Kaiyoteのライブに行ってはみたけれど……というお話です。バンドは悪くない、しかし、という体験を書きました。まともなレポ等では全然ありません。ライブ前にあれこれ予測していた。本番では思いがけない予測ズレに直面する。ナマモノってだ…

『パーフェクトブルー』が呼び覚ます過去と現在、アイドル現場の陰鬱な記憶。

はじめに アイドル、と言うよりアイドルオタクの振る舞いについて、過去と現在のモヤモヤ語りです。過去のアイドルイベントのヤバさと、現代の声優アーティストさんのイベントで感じた小さなズレの話です。 過去:青木一郎がしきるイベントという名のサファ…

映画『キミとアイドルプリキュア♪』について、長命種というテーマの偽装。活動限界を定めるのはファンの眼差しでは、という話。

はじめに アニメ、プリキュアについて書いた記事になります。 『キミとアイドルプリキュア♪』のEDはマジでイイ曲 昨晩、iTunesのランダム再生で『キミとアイドルプリキュア♪』のED、"キミとルララ"が流れてきて、マジでイイ曲だなーと改めて思いました。エン…

休日の記録と角川春樹を巡るあれこれ、不在が呼び覚ますその存在感。

はじめに 休日に出かけた記録と、角川春樹に関するあれこれを掘り出して書いてみました。だいたいは2025年の1~2月頃の記録です。 角川武蔵野ミュージアムと角川庭園、それぞれに兄弟である春樹と歴彦が不在で、そこに勝手に意味を見出してしまうという話で…

摩擦係数とは何だったのか?現代のハンバーガーとしてのJourney、その魅力。

はじめに 渋谷陽一氏の話を枕に、ハンバーガーと評された産業ロックバンド、Journeyについて書いてみました。かつて酷評されたファストフードのようなものという立ち位置、しかしハンバーガーの何が悪いとね、という話を書いています。 渋谷陽一氏に思うこと…

前田日明という反面教師について、信仰のお焚き上げ。

はじめに 思春期のヒーローがしょうもない醜態を晒して、しんどいなーと思うことが間々あります。いや作品や表現と本人は別物だし……と言い聞かせてみても、しんどいものはやっぱりしんどい。でもまー究極は他人だから、勝手に神棚に祭り上げて、幻想抱いてき…

Dirty Loopsライブ感想、補足。クルよなー、やっぱりきたー!あるいは来ないんかいという予測ズレの楽しさ。

はじめに 前回は超絶技巧かつポップなバンド、Dirty Loopsの来日公演の感想を書きました。 Dirty Loops来日祈念、技巧と快感の交点。クルよなー、やっぱりきたー!あるいは来ないんかいという予測ズレの楽しさ。 - 空気吸うだけ 今回は関連して、音楽を聞く…

Dirty Loopsライブ感想。技巧と快感の交点。

はじめに 超絶技巧かつポップなバンド、Dirty Loops1の来日公演に関連して、バンドの楽曲紹介と実際のライブ感想を書いてみました。 Dirty Loops来日決定の報に飛び上がる 生で見たら音源以上に気持ちええんやろうなーいつか見てみたいと思っていたDirty Loo…

トム・クルーズというスタアへのもやもや。敬意と違和感と。ムスタングで恋人と空を飛ぶことの意味。

はじめに 洗浄されている(と感じる)トム・クルーズの打ち出しについて。尊敬はしているが、違和感やモヤモヤもある、という話をしています。 余談として、AIを恐怖として描いた『マクロスプラス』と 『トップガン マーヴェリック』は信条的に繋がる気がす…