『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』

★★☆☆☆ 2007年の今、なぜなにナデシコ。それと言うのもアニメ雀鬼の友人(id:bluefield)が「レイアウトアニメとしては『東京ゴッドファーザーズ』より良く出来ており、『パトレイバー2』に匹敵する映画として成立している」と熱っぽくゴーストシャウトしてい…

『ボーン・アルティメイタム』

★★★★☆ シリーズ一作目『ボーン・アイデンティティ』は別段悪くはないけれど、ユルい観光スパイ映画と言ってもよい内容だったと思います。なにしろ主人公のジェイソン・ボーンことジミー大西は、行きずりのおねーちゃんとヨーロッパを逃避行の果て、情が芽生…

『Call of Duty 4:Modern Warfare』

海外サイトのレビューでは絶賛ばかりだった本作。特別このシリーズに思い入れがあるわけでなく、どんなもんでっしゃろと冷やかし半分で手に取ってみたのですが。これは…すごく…面白いです。基本的には撃って避けて走ってのFPS、昨今流行のカバーリングや小隊…

『虐殺器官』 伊藤計劃

★★★★☆ 今よりほんの少しだけ未来。先進国は個人認証の徹底と情報管理によりテロの抑止に成功していた。一方で興進国では内戦と紛争が頻発していた。騒乱の都度に扇動者として囁かれる謎の人物、ジョン・ポ−ル。アメリカ情報軍に所属するクラヴィス・シェパー…

『真・女立喰師列伝』

★★☆☆☆ 「今更こんなガルムの残滓を見せてなあコラ…何がしたいんだコラ」と詰め寄るわたくしに対して、押井キチガイの友人は至極平静。ファン限定の内輪向けお祭り映画なんだから、別にいいじゃない、だいたいでいいじゃないと。まー確かに言われてみればこれ…

『ロッキー・ザ・ファイナル』

★★★★☆ 学校ないし家庭もないし、いい年こいて未だにフニャモラーと生きている僕様ちゃんですが、ロッキーを見ると「アレよね、もうちょっとマジメに生きるべきよね」と柄にもなく殊勝な考えに囚われます。この感覚は小橋さんの試合を観戦した時に近いものが…

『BLOOD ALONE』 高野真之

★★★☆☆ 売れない作家の青年とちょっぴりワガママな美少女。擬似親子関係にある二人の穏やかな日常。この漫画の師匠、源流天一郎、御先祖様万々歳はおそらく榛野なな恵『Papa told me』であろうと思います。しかしここには『Papa told me』の主義主張、「マイ…

『The Darkness』

日記を更新しない間ナニをしておったのたかと言うと、こう見えてわたくしもそれなりに忙しい人間で、主にゲームとか他にもゲームとかあとゲームとかプレイしておりました。最近買ったソフトはこれ、The Darkness。 あらすじ。JackieEstacadoは改造人間である…

『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』

★★★☆☆ 試合自体は決して悪くない…ヤシマ作戦のカウント2.9の攻防とかボッキする…でもなんちゅかほんちゅうかちゅうかないぱねまちゅうかモヤモヤするんですよ。素直に楽しめないんですよ。やっぱりこのレスラーが過去に試合を放棄しているってのはデカくて、…

『傷だらけの栄光』

★★★★☆ ちっちゃな頃から悪ガキで15で不良と呼ばれた少年ロッキー。ナイフみたいに尖っては喧嘩や窃盗に明け暮れ、軍隊に入っても上官を殴って脱走とヘルエッジロードを一直線。そんな彼も刑務所でボクシングに出会い、持ち前の腕っ節の良さからメキメキと上…

『秒速5センチメートル』

★★★★☆ 以下、ネタバレ。

『ダイハード4.0』

★★★★☆ 以下、ネタバレ。

『パコダテ人』

★★☆☆☆ ある朝、宮崎あおいタソが目を覚ますと尻尾が生えていた!うぐぅ…どうしよう。でもオラ、何だかワクワクしてきたぞ!というお話です。 ここで期待されるのは言うまでもなく、尻尾が生えたことに驚き恥らう宮崎あおいタソを外見的にも心理的にも丹念に…

Maybe next time

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070615-OHT1T00180.htm 泣いてくれるな夜の雨 男いのちは赤く散る

『スパイダーマン3』

★★★★☆ 以下、ネタバレ。

『ノモンハン』 辻政信

★★★☆☆ 『虹色のトロツキー』からの流れで、ノモンハン事件関連の書籍を読んでいます。これは当時、関東軍参謀を務めていた辻政信の手記です。辻政信と言えばまー大変評判の悪い人で、陸大恩賜軍刀組のエリートで「作戦の神様」とも称されながら、実際は無謀…

『虹色のトロツキー』#1〜8 安彦良和

★★★★★ 舞台は昭和13年の満州。主人公のウムボルト君はモンゴル人と日本人の混血の少年。複雑な出生からアイデンとティティに悩み、理想を求め彷徨する…。そんな彼と一緒になって漫画もあっちへフラフラこっちへフラフラと迷走してゆき、お話としては破綻して…

『片腕カンフー対空とぶギロチン』

★★★☆☆ 以下、ネタバレ。

新日本プロレス レッスルキングダム

新年早々、ヒマでモテないプオタが集う東京ドーム大会に行ってきましたよ!お目当ては永田さんvs鈴木みのるで、これが期待に違わぬ好勝負。 なんと言っても永田さんの表情が素晴らしかったです。みのるから不意打ちのビンタを食らい屈辱に震える。額からダラ…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。大晦日はスポーツバーにてPRIDE、友人宅にてDynamite観戦とボンクラ三昧でした。更に家に帰ってUFC見るべえと思ったら録画失敗してるじゃないか!うぐぅ。 ともあれサボり捲りだったこの日記も、今年はもうちびっとマメに更…

『シンプル・プラン』

★★★★☆ 突如舞い込んできた大金に振り回され、「小さな幸せ」さえ見失って行く…。図式的と言えばその通りですが、わたくしこの映画に強く心動かされました。 ビリー・ボブ・ソーントンがモテね話を淡々と述懐する件。過去に一度だけ付き合った女性は、仲間内…

『プラダを着た悪魔』

★★★☆☆ 「地味な眼鏡っ子がキレイなおべべでモテに変身!仕事も恋もゲットだぜ!」てなチャラけた外見とは裏腹に、極めて真っ当なメッセージを有した映画と思います。「小僧、仕事をやるなら全力でやれ。手を抜くんじゃねえ」と説教する一方で「坊主、労働が…

『魔法先生ネギま!』#1〜16 赤松健

★★★★☆ 長い間…おれはこの『ネギま』って漫画が苦手だった…。「美少女がワンサカ31人!」って謳われても…どいつもこいつも量産型ジムって言うか…見分けがつかないって言うか…。それにハピマテ祭りとか外部の騒動もネガティブで…オタクの欲望を扱いてジャラジ…

『グエムル 漢江の怪物』

★★★☆☆ 何の前触れも無く登場し群衆を蹴散らすグエムルさんにはビビってたじろぎ、下水溝での悪戦苦闘には手に汗握り、弓引くペ・ドゥナ先生には興奮しと、十二分に面白い映画だったのですが。お腹一杯大満足で劇場を後にしたかと言うと「うーん…」と唸ってし…

『トップをねらえ2!』#6

OVA

★★★☆☆ よもや最終巻がこういう内容になるとは思わなんだです。これまで否定してきた「努力と根性」という台詞が飛び出すことに戸惑いも感じるのですが。初代へのオマージュにはオタク心を擽られるし、ナンダカンダと言いながらもラストのラストにはジュンと…

『日本沈没』

★★★☆☆ 「フジャケルナ!」 「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…」 「こぼれた水はまた汲めばいい」 「奇跡は起こる、起こしてみせます」 「ニューガンダムは伊達じゃない!」 「恵美子さんと幸せに暮らせよ」 …良く言えば『原子力潜水艦浮上せず』、悪く言えば…

『時をかける少女』

★★★★★ あおいタソのパッチギ報道に打ちひしがれている生徒諸君!悲しむことはありません。我々は新たなる神に出会ったのです。その名は紺野真琴ちん。17才。映画『時をかける少女』の主人公です。性欲よりも食欲が先行し、二度寝をこよなく愛するボンクラ少…

I don't know

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000018-spn-ent ああああああああああああああああああああ

ハッスル・エイド

詳しくはこちらの日本一長くて熱くてキモい観戦記を見て頂くとして。 id:Nakamyura:20060619 わたくしも行ってきましたハッスル・エイド@さいたまスーパーアリーナ。この日の興行はヌルかったりショッパかったり「やっちまった!」な瞬間*1も多々あったので…

永田さん、ヒョードル戦を語る

総合格オタ界隈はフジによるPRIDE打ち切りでテンヤワンヤなわけですが、ついに重要人物が口を開きましたよ。そうです誰あろう永田さんですよ。2003年大晦日、権謀術数蠢いたヒョードル戦の裏側を語っておりますよ。以下、内外タイムスより。 何やら怪しい噂…